家づくりを終えて 所感など

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家づくりを終えて

土地を決めてから完成まで約2年…

ついに家づくりがいったんの完了を迎えました。

そこで、家づくりに関する所感などをちょっと。

 

 

<小さな会社にお願いしたこと>

「小さな会社」というのも失礼な話ですが…(^-^;

HSデザインさん(以下、敬称略)は城下さんが一人でやっている事務所です。

HS DESIGNのHP

 

ちなみに、個人的には衝撃的な事実だったのですが、HSデザインは

設計事務所ではありません

でした。

なにー!

 

「このブログのタイトルはどうなるんだ!?」

って思ったけど、そんな細かいことは気にしません!

 

設計事務所とは、その名の通り設計をして、

工事は入札などで工務店にお願いする

のが一般的なスタイル。

 

一方、HSデザインは設計・施工が一体となっているので、どっちかというと「工務店」です。

設計者と施工管理を行うHSデザイン(株)と+工事を行う大工など

という形です。

 

話が脱線しました。

 

 

「家は一生に一度の買い物。やっぱり大手が安心!」

と考え、ハウスメーカーにお願いするのは全然ありだと思います。

 

ただ、この「安心」とは何か?

「大きな会社だから20年後に何かあってもお世話してくれる」

「小さな会社だと、将来、どうなるか分からない…」

という考え方があるかと思います。

 

言っていることはよくわかります。

 

※ここからは個人的な考えの話です。

あまり深く突っ込まず、適当に読んでね。

適当に

 

とあるハウスメーカーでは、設備の保証期間は5年間です。

では、7年後に設備が故障した場合、どうなるのか?

 

担当者が設備業者を連れてきて、確認する。

故障の場合は、有償で修理

 

結局、こういう単純な話で、この対応は大手も小さな会社も変わりません。

 

むしろ、大手の場合は担当者が異動や退職などでいなくなったり…という不安の方が個人的には大きいです。

一方、小さな会社では、同じ人が設計、施工監理、アフターまで対応します。

 

もし、不安があるとすれば

20年後に小さな会社が存続しているかどうかわからない

何かあった時、相談する人がいない

 

という心配はあるかもしれません。

 

仮にそうなっても、今はネットで何でも調べられる時代なので、検索すれば業者さんはいくらでも出てきます。

あとは1社ではなく、3社くらいに見てもらい、見積を出してもらえば不当に高い金額を要求されるということもないでしょう。

(その業者を探すのが大変…と言うことだとも思いますが。)

 

要は

将来的に不具合や補修をするとき、実際に作業をするのは専門業者(下請け業者)。

その業者を探すのをハウスメーカーにお願いするか、(小さい会社がなくなったときに)自分でするか。

メーカーにお願いできる安心を確保し続けたいのなら、ハウスメーカーは良いと思います。

が、ある程度自分でやれる、というなら、そこまで心配する必要がないのでは、と思います。

(小さな会社が存続している以上、こんな心配は無用なのですが)

 

前置きが長くなっちゃいました。

 

HSデザインについて

これから札幌周辺で家を建てようと思っている方は気になるかと思うので、ちょっと書いてみます。

 

良かったところ

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<良い意味で「普通」の設計>

「家づくりは設計事務所で」と言いつつ、

「いかにも設計事務所が設計しました」

というゴリゴリの家は嫌でした…

 

オープンハウスでいろいろと見させてもらいましたが、中には

「デザイン重視で使い勝手はどうなんだろう…」

という家も正直ありました。

 

私の家づくりの最重要テーマは

「使いやすい、快適な家」

で、デザインはその次です。デザイン先行はNGでした。

そういう意味では、HSデザインはちょうどよかったです。

HSデザインで家を建てたどなたかもおっしゃっていましたが

「普通の家を、かっこよく造ってくれる」

というのが私の印象です。

(良い意味で、です。)

 

普通が一番

 

 

<施工する大工が決まっている>

通常の設計事務所に依頼して入札で工務店を決める場合は、その都度、施工のレベルが変わる可能性があります。

(どこの工務店になるか分からないので。場合によっては1社指名でやることもありますが、金額が高めになるそうです。)

先にも書いたとおり、HSデザインでは設計・施工が一体なので、工事をするメンバーはいつも同じです。

同じメンバーだと、設計者の意図も伝わりやすいので、いつも高いクオリティで施工ができると思います。

私がHSデザインにお願いした理由の一つが、この「同じメンバーで造る」ということでした。

ただし、デメリットとしては、競争入札により工事費が低くなることがない、というのはあるでしょうか。

(3社入札などでどれほど金額が変わるかはよく分かりませんが…)

 

 

<グイグイ来ない>

我々夫婦は

グイグイ来る

のが嫌いです…

 

事務所側に

「ココはこうしましょう、絶対こうしましょう」

どグイグイ来るのはちょっと嫌です。

その点、城下さんの程よい対応は我々には最適でした。

かと言って何も提案してこない訳ではなく、

「ココはこうした方が良い」

ということや、できないものははっきりと

「できません」

と言ってくれますので、安心してお任せできます。

 

例えば、玄関横の壁の上部を解放するのも、現場で決めた城下さんのアイデアです。

開放感が出て、やって良かった!

提案

 

スイッチ周りのキーラム仕上げも提案です。メリハリが出て気に入っています。

提案

 

 

<頻繁に現場へ>

城下さん、すごく頻繁に現場に行っていると思います。

意外と工務店にお任せして、現場は要所しか見に行かない…という方(設計者)も結構いると思います。

こまめに現場で確認してもらえると、安心できますね。

また、現場での打ち合わせも頻繁に行い、細かい点を現場で確認させてもらったおかげで、

「ああしておけばよかった」「なんかイメージと違う」

というのがほとんどありませんでした。

現場での確認、大事です。

 

 

良いことばかりじゃないだろう!…と言われそうなので、

人によっては「悪い」と思うかも知れないことも書いてみます。

 

悪かった点(?)

<決めることが多い>

自由につくる注文住宅ですから、当然、決めることも多いです。(当たり前だ!)

床材や壁紙はもちろん、コンセントやスイッチの位置、建具や窓台の色などなど…

私の場合、窓や照明、パネルヒーターの位置まで細かく考えていました。

ここはどこまでこだわるのか、にもよると思います。

「大まかなところはお任せで」としても全然良いと思います。

私の場合、細かいところも気になるタイプなので…ものすごく決めることが多くて大変でした。

まぁ、それが注文住宅の良いところでもあるのですが…

HSデザインにお任せしても、間違いなく良いものになるのでそれでも全然良いと思いますが。

 

<金額が読みずらい>

いわゆる「標準価格(例えば㎡単価など)」というものがなく、すべて金額の積み上げになるので、総額がいくらになるかが読みにくいです。

読めない

 

途中でも「概ねこれくらいと思う」という金額は教えてもらいながら進めますが、概算見積を出してもらうまでは正確な金額が分かりません。

また、概算見積を出すためには、ある程度プランや仕様を固めないとだめなので、この辺が難しいところです。

良くありがちな流れとしては…

①プランを考えているとき。一番楽しい時!ネットなどでいろいろと見て「ああしたい」「こうしたい」と夢を膨らませる時期。

②どんどん夢が膨らみ、図面上では理想的なおうちができつつある。

③ある程度プラン・仕様(外壁材、床材、壁材、キッチンやお風呂など)を決めたら概算見積を出してもらう。

④概算見積の結果、予算オーバー!

⑤泣く泣く減額調整…(一番苦しい時期)

 

④まで進まないと金額が分からないのがデメリットでしょうか。

ハウスメーカーなど㎡単価が決まっており、そこにオプションで上乗せしていく…という方式の方が、金額が読みやすいと思います。

 

ちなみに…

我が家の場合、概算見積の段階では、

照明やコンセント、スイッチなどは

「とりあえずこれくらい」

とざっくり計上しておき、

現場を進めながらそれらを確定していったり、現場で見て「ここはこうしたい」というのが結構あったので、工事中に金額の増減がかなりありました。

ハウスメーカーなどは着工する前にガッチリと工事内容と金額を決めてから進めると思いますが、この辺はある程度ファジーに進んでいきました。

※コンセントやスイッチは、図面上で決めたとしても、現場で見たら「やっぱりここにも付けたい」となるので、設計の段階ではざっくりと計上しておき、後は現場で決めていく、ということです。

 

 

<工期が長い>

我が家は3月に着工して、引渡しが10月末だったので、工期は約7か月かかりました。(オープンハウスに使った2週間も含めてなので、実際の工期はもう少し短いです。)

ハウスメーカーなどではこの半分もかからないのではないでしょうか。

 

工期が長いと、つなぎ融資や賃貸住宅の家賃など、余計な出費がかかる、といったデメリットもあると思います。

ここは人それぞれの考え方ですが、私はまったく気にしませんでした。

 

大工さんが一人であれだけ繊細な仕事をするので、当然、時間はかかります。

休みもしっかりと取らないと駄目ですしね。

(むしろ、工事中にも考える時間が取れたので、良かったと思ってます。)

 

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<原則、施主支給はできない>

何から何まで施主支給で行い、安く済ませた、みたいな話をブログで見たりしますが、HSデザインでは施主支給は原則、できません。補償などの関係からです。

ただ、物干しなど細かいものは、こちらから支給して大工さんが付けてくれました。

「食洗器やレンジフードを施主支給で」

というのはできませんので、あしからず。

 

ざっと書きましたが、まだまだ伝えたいことはたくさんある気がします。

 

 

何よりも、一番良かったと思うのは城下さんの人柄でした。

家づくりをお願いする決めてもそこでしたが、一緒に家づくりを考えていく上で、一番大事なのはやっぱり「人」なんだと思います。

家づくりは人

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2件のフィードバック

  1. いい家づくりをされましたね。
    HSデザインさんは、うちも家づくりの時に検討した設計事務所でした。
    お一人でなさってるというところで躊躇してしまい、うちは
    別なところにお願いしてしまいました。
    Matsuさんはとても満足されているようですね。
    うちもHSデザインさんにお願いしていたらどんな感じだったかな?と
    思いながらずっと楽しみに読んでいました。家づくりがおわってしまって
    ちょっと残念です。
    城下さんとのコミュニケーションはどうでしたか?
    お一人だと「担当とあわないので変えてくれ」というわけには
    いきませんよね。Matsuさんも設計士さんだからスムースだったのでしょうか。

  2. はなこさん、はじめまして。
    花子さんも家を建てたのですね、おめでとうございます。

    最終的に選んだところがその人にとっての「正解」なんだろうな、と思います。
    僕も迷った事務所で建てたらどうなっていたんだろう?って思うこともありますね。

    城下さんとは、色々な面ですごくやりやすかったです。
    色々とご迷惑をおかけしてしまいましたが…
    建築のことを知らない人でも、家づくりを考えている人なら誰でもうまくいくと思ってますよ。

    確かに、担当があわない人だとキツイので、事務所を選ぶときは「人重視」で考えました。

    これからもちょろちょろと更新していきますので、暇なときに見に来てください!

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